初めて家を購入した人(一次取得者)の平均は次の通りです。(令和3年度 住宅市場動向調査より)
新築分譲マンション 39.5才
中古マンション 43.6才
新築分譲一戸建て 37.2才
どのケースも全体の7割を30代~40代が占めています。
購入者の世帯人数の平均はマンションでは2~3人、分譲戸建てでは3~4人で、世帯人数が多い子育て世代が一戸建てを購入しています。
働き盛りで、結婚やお子さんの誕生などの家族構成の変化で家を買う方が多いようです。
〇ライフイベントから考える
最初のタイミングは就職です。働きだしたばかりで家なんて・・・と思いますが、家賃を払うのが勿体ないという理由で、コンパクトなマンションを買う方もいます。但し単身での購入は住み替えを前提とした物件探しをしましょう。いざというときに売却できる『資産価値』の高い物件を選びましょう。
結婚やお子さんの誕生のタイミングで家を購入する方も多いです。
夫婦二人での住まいでは手狭になった、お子さんの泣き声や走り回る騒音などを、近隣への気遣いも一つの要因でもあります。
老後を見据え、子供の独立や自身の退職のタイミングで考える人もいます。
子育て環境を重視した住まいから、自分の利便性を重視した住まいへ住み替えるケースも多いです。
〇市況から考える
物価高の嵐の名、高すぎて家なんか買えない・・・と思っている方もいるかも知れません。
果たして実際はそうでしょう?
コロナ禍による外出自粛以降、おうち時間でマイホーム購入を考える方が増加し、2021年の住宅着工件数は前年度の5%増となりました。しかし、2022年半ば過ぎから、コロナへの接し方の変化や政府の方針等も有り、徐々に日常を取りもどす流れとなっています。
住宅特需も収まり、買いたいのに買えないという状況は解消されています。
中古マンションの価格も一時期ほどの高騰は無く、適正価格での売り出しも増えています。
ウクライナ侵攻や歴史的な円安で、建築資材の高騰はさらにすすむ可能性も有ります。
このようなタイミングで家を買っても大丈夫?
不動産のような現物資産は有事に強い資産と言われ、インフレ時には相対的な価格が上昇します。今後円安が続いても不動産の資産価値は下がらない可能性が大きいです。
また、住宅ローンの金利の安さが理由の方もいます。
しかし、日銀から新発10年国債の金利変動幅の引き上げが発表され、住宅ローンの長期固定金利が上がる可能性が有ります。
住宅ローンは期間が長い為、少しの金利で有っても総支払額は数百万円の差が出ます。
2023年以降、金利上昇の可能性が有ることを考えると、貯金が貯まったら家を買おうと思っている方も、早めに買ってしまった方がお得な場合も有ります。
そんな時は、専門家に相談し、ご希望金額や借り入れ条件にあわせてシュミレーションしてみましょう。
さらに住宅ローン控除も控除額が下がることがすでに予定されています。
こちらも頭に入れて、タイミングを検討しましょう。
今回は家を買うタイミングについてお伝えしました。
家を欲しい理由は人それぞれで、ベストなタイミングが異なります。
でも、自分が家を欲しいと思ったときに買うのが一番満足度が高いです。
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