日本で最初に母の日が行われたのは、明治時代末期と言われています。
昭和に入ると大日本連合婦人会が結成されたのをきっかけに、皇后の誕生日の3月6日を母の日と定めました。
当時は5月ではなく3月だったのですね。
母の日はそれほど国民には普及していませんでしたが、1973年(昭和12年)お菓子メーカーである森永製菓が「森永母の日大会」と称して大々的な告知行い広めたことで全国的に認知されたとの事。
バレンタインと同じです・・・。
また、1949年ごろからはアメリカの例にならって5月の第2日曜日に行われるようになったようです。
多くの方が母の日にはカーネーションを贈ると思います。
カーネーションはなでしこ属の植物で、属名を「dianthus(ディアンツス)」といい、「神の花」を意味しています。
「dianthus」は、ギリシャ語で、神を意味する「dios(ディオス)」
- 花を意味する「anthos(アントス)」この2つに由来しています。
カーネーションは、花の色によって花言葉が違います。
- 赤…「真実の愛」「愛情」「情熱」「母への愛」
- 濃い赤…「私の心に哀しみを」
- 白…「尊敬」「純潔の愛」「亡き母を偲ぶ」
- ピンク…「感謝」「上品・気品」「暖かい心」
- オレンジ…「集団美」「純粋な愛」「清らかな慕情」
- 黄色…「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
- 紫…「誇り」「気品」
- 青…「永遠の幸福」
母の日に贈るのであれば、黄色は避けたいところです
そして白色は、故人を偲ぶものですので、他の花言葉があるにせよ、直接渡す場合には避けた方がよろしいかと。
皆さんはどんな形で感謝を示しますか?
私はすでにプレゼント済ですが。